- 大谷ダム
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石を積み上げたロックフィル式の多目的ダム。
湖面には、浮き桟橋があり、周辺には、はやぶさ広場、大谷ダムふれあい資料館などがあります。ダムの天端は車で通行できます。当館からは国道289号を上っていくと15分ほどで到着します。しかし、このダムの先約2キロ付近で行き止まりになっており、現在福島県境の八十里越をトンネルで貫き、只見町と結ぶ工事が進んでいます。
2004年の7.13水害の際、五十嵐川・刈谷田川は氾濫し三条市・見附市等の流域市町村14,300戸が浸水する大きな被害を受けました。この時、大谷ダムでも観測開始以来の記録的降雨量を観測しました。このため計画治水容量を遥かに上回る水量がダム湖に流入しました。しかしながら、笠堀ダムとともに大谷ダムでは限界洪水調節容量まで貯水を行うことで、下流部への被害の軽減に努めました。仮にダムが無かった場合、三条市等の家屋浸水被害は更に2,000戸増加するという新潟県の試算も明らかになり、洪水調節に役立ったといわれています。
※ふれあい資料館(リンク先:三条市ホームページ内)
開館期間/4月下旬〜11月中旬まで
開館時間/午前9時〜午後4時まで 休館日/月曜日