源泉の泉質・成分 詳細
- 1.源泉名
- 八木ヶ鼻温泉
- 2.泉質
- ナトリウム・カルシウム―硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
- 3.泉温
- 源泉 61.2 ℃
- 4.温泉の成分(試料1kg中の成分、分量及び組成)
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(イ)陽イオン成分 ミリグラム
(mg)ミリバル
(mval)ミリバル%
(mval%)リチウムイオン Li+ 0.1 0.01 0.02 ナトリウムイオン Na+ 938.2 40.81 73.28 カリウムイオン K+ 10.8 0.28 0.50 アンモニウムイオン NH4+ 0.3 0.02 0.04 マグネシウムイオン Mg2+ 0.4 0.03 0.05 カルシウムイオン Ca2+ 290.2 14.48 26.00 ストロンチウムイオン Sr2+ 2.1 0.05 0.09 バリウムイオン Ba2+ 0.0 0.00 0.00 アルミニウムイオン AI3+ 0.0 0.00 0.00 マンガンイオン Mn2+ 0.0 0.00 0.00 鉄(U)イオン Fe2+ 0.2 0.01 0.02 鉄(V)イオン Fe3+ 0.0 0.00 0.00 銅イオン Cu2+ 0.0 0.00 0.00 亜鉛イオン Zu2+ 0.0 0.00 0.00 陽イオン計 1,242 55.69 100 (ロ)陰イオン成分 ミリグラム
(mg)ミリバル
(mval)ミリバル%
(mval%)フッ素イオン F 5.1 0.27 0.48 塩素イオン CI- 236.8 6.68 11.84 臭素イオン Br- 0.7 0.01 0.02 ヨウ素イオン I- 0.0 0.00 0.00 水素イオン OH- 0.0 0.00 0.00 硫化水素イオン HS- 0.0 0.00 0.00 チオ硫酸イオン S2O32- 0.0 0.00 0.00 硫酸水素イオン HSO4- 0.0 0.00 0.00 硫酸イオン SO42- 2,329 48.49 85.91 亜硝酸イオン NO2 0.0 0.00 0.00 硝酸イオン NO3 0.0 0.00 0.00 リン酸水素イオン HPO42- 0.3 0.00 0.00 メタ亜ヒ素イオン AsO2- - - - 炭酸水素イオン HCO3- 59.9 0.98 1.74 炭酸イオン CO32- 0.4 0.01 0.02 メタケイ酸イオン HSiO3- - - - メタホウ酸イオン BO2 - - - 陰イオン計 2,632 56.44 100 -
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(ハ)非乖離成分 ミリグラム
(mg)ミリモル
(mmol)メタケイ酸 H2SiO3 49.9 0.64 メタホウ酸 HBO2 3.9 0.09 臭素イオン HAsO2 0.0 0.00 非乖離成分 計 53.8 0.73 溶存物質(ガス性のものを除く) 3,928mg/kg
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(ニ)溶存ガス成分 ミリグラム
(mg)ミリモル
(mmol)遊離二酸化炭素
(遊離炭素)CO2 0.0 0.00 遊離硫化水素 H2S 0.0 0.00 溶存ガス成分 計 0.0 0.00 成分総計 3,928mg/kg
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(ホ)その他の微量成分 総水銀 Hg 不検出 (0.0005mg/kg未満) 鉛 Pb 不検出 (0.01mg/kg未満) カドミウム Cd 不検出 (0.005mg/kg未満) 総クロム Cr 不検出 (0.02mg/kg未満) 総ヒ素 As 0.03mg/kg
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- 5.温泉の分析
- 平成26年8月22日
- 6.分析者
- 新潟県三条市吉田1411番地甲 (社)県央研究所 理事長 高野 貞子
禁忌・適応症
- 1.浴用の禁忌症
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- 一般的禁忌症
- 病気の活動期(特に熱のある時)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、 少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の急性憎悪期
- 泉質別禁忌症
- 該当項目なし
- 2.浴用の適応症
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- 一般的適応症
- 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、 運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え症、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、 軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
- 泉質別適応症
- きりきず、末梢循環障害、冷え症、うつ状態、皮膚乾燥症
- 3.入浴方法及び注意 温泉の浴用は、以下の事項を守って行う必要がある。
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- ア.入浴前の注意
- (ア)食事の直前、直後及び飲酒後の入浴はさけること。酩酊状態での入浴は特に避けること。
- (イ)過度の疲労時には身体を休めること。
- (ウ)運動後30分程度の間は体を休めること。
- (エ)高齢者、子供及び身体の不自由な人は、一人での入浴は避けることが望ましいこと。
- (オ)浴槽に入る前に、手足から掛け湯をして温度に慣らすとともに、身体を洗い流すこと。
- (カ)入浴時、特に起床直後の入浴時などは脱水症状等にならないよう、あらかじめコップ一杯程度の水分を補給しておくこと。
- イ.入浴方法
- (ア)入浴温度 高齢者、高血圧症若しくは心臓病の人又は脳卒中を経験した人は、42℃以上の高温浴は避けること。
- (イ)入浴形態 心臓機能の低下している人は、全身浴よりも半身浴又は部分浴が望ましいこと。
- (ウ)入浴回数 入浴開始後数日間は、一日当たり1回〜2回とし、慣れてきたら2〜3回まで増やしてよいこと。
- (エ)入浴時間 入浴温度により異なるが、1回当たり、初めは3〜10分程度とし慣れてきたら15〜20分程度まで延長してもよいこと。
- ウ.入浴中の注意
- (ア)運動浴を除き、一般的に手足を軽く動かす程度にして静かに入浴すること。
- (イ)浴槽から出る時は、立ちくらみを起さないようにゆっくり出ること。
- (ウ)めまいが生じ、又は気分が不良になった時は近くの人に助けを求めつつ、浴槽から頭を低い位置に保ってゆっくり出て横になって回復を待つこと。
- エ.入浴後の注意
- (ア)身体に付着した温泉成分を温水で洗い流さず、タオルで水分を拭き取り、着衣の上、保温及び30分程度の安静をこころがけること。
ただし、肌の弱い人は、刺激の強い泉質(例えば酸性泉や硫黄泉等)や必要に応じて塩素消毒等が行われている場合には、温泉成分等を温泉成分で洗い流した方がよいこと。 - (イ)脱水症状等を避けるために、コップ一杯程度の水分を補給すること。
- オ.湯あたり
- 温泉療養開始後おおむね3日〜1週間前後に、気分不快、不眠若しくは消化器症状の湯あたり症状又は皮膚炎などが現われ ることがある。このような状態が現われている間は、入浴を中止するか、又は回数を減らし、このような状態からの回復を待つこと。
- 4.適応症・禁忌症決定年月日
- 平成26年10月6日
- 5.決定者
- 新潟県
温泉利用に関する情報
- (1)加水について
- 急激な温度上昇に対応するために一時的に入る場合もあります。
- (2)加熱について
- 入浴に適した温度を保つために加熱しています。
- (3)循環利用について
- 衛生管理のため循環ろ過装置を使用しています。
- (4)消毒処理について
- 衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています。
- (5)入浴剤について
- 温泉利用の浴槽については一切使用していません。 ※「たなごころの湯」は日替わりで使用しています。